人の喜びを我が喜びとする
  一期一会の心あふれる贈り物

第十五首

君がため 春の野にいでて
若菜つむ わが衣手に
雪はふりつつ

光孝天皇

小倉百人一首に収められた光孝天皇の和歌「君がため 春の野にじてて 若菜つむ わが衣手に 雪はふりつつ」は「若菜摘み」を題材にしたものです。

日本には古くから、新春に芽吹いたばかりの若菜を摘み、食する風習がありました。
この習わしはやがて「七草粥」の行事となって定着します。

人々は、生命力あふれる春の若草を体に取り入れることで、邪気を払い、病気を遠ざけることができると信じてきました。

この和歌からは、大切な人が今年も健やかに過ごせるようにという、切なる願いが読みとれます。
春の訪れに感謝する気持ちや、親しい人の健康と長寿を祈る心は、昔も今も変わらないように感じられます。

長岡京小倉山荘では創業以来、『小倉百人一首』の贈答歌を題材とした四季折々の菓子づくりを通して、皆様の絆結びのお手伝いに努めております。
この春も、人生の節目や祝福の贈り物にふさわしい、多彩な品々をご用意いたしました。

大切な方やお世話になった方へ感謝を届ける真心の使者として、弊庵の銘菓をお選びいただけますと幸いです。

長岡京 小倉山荘

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