人の喜びを我が喜びとする
一期一会の心あふれる贈り物
第四首
田子の浦に
うちいでて見れば 白妙の
富士の高嶺に 雪は降りつつ
山部赤人
小倉百人一首に収められた山部赤人の和歌、「田子の浦にうちいでて見れば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ」は、雪をいただく富士山の雄大で美しい姿を詠んだ一首です。
田子の浦に出て彼方を望むと、目に映るのは、真っ白な雪に包まれた富士の高嶺。その雄大な冬景色を目の前にした、作者の深い感動が伝わってきます。
冷たく澄んだ空気の中、白銀に輝く富士の姿。
その神々しく荘厳な美しさは、千年以上の時を経た今も、私たちの心に鮮やかに響きます。
山部赤人がこの景色を目にしたのは、はるか昔のことですが、その美しさに息をのみ、心を動かされた思いは、今を生きる私たちにも通じるものがあります。
時を超えて同じ景色に心を寄せ、かつての人々の感動に触れることができる。
それもまた、和歌が今に伝えてくれる魅力のひとつではないでしょうか。
長岡京 小倉山荘では創業以来、『小倉百人一首』の贈答歌を題材とした四季折々の菓子づくりを通して、皆様の絆結びのお手伝いに努めております。
旧年から新年へ移りゆくこの季節も、節目のご挨拶や祝福の贈り物にふさわしい、多彩な品々をご用意いたしました。
大切な方やお世話になった方へ感謝を届ける真心の使者として、弊庵の銘菓をお選びいただけますと幸いです。
新しい年が皆様にとって幸多き一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
長岡京 小倉山荘
主人
