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人の喜びを我が喜びとする
  一期一会の心あふれる贈り物

第二十三首

月みれば ちぢに物こそ
かなしけれ わが身ひとつの
秋にはあらねど

大江千里

小倉百人一首に収められている大江千里の和歌「月みればちぢに物こそかなしけれわが身ひとつの秋にはあらねど」は、秋の夜に月を 眺めた折の心情を詠みあげた一首です。

澄みわたる夜空に浮かぶ月。虫の音が響き、涼やかな風が吹きはじめる頃、人々はふと足を止めて秋の深まりを感じます。

この和歌には、月を見たときに胸に広がる、しみじみとした哀感が表現されています。
秋のもの悲しさは誰もが感じるものと分かっていても、ことさらに心に沁み入る―そんな繊細な情趣が伝わってまいります。

季節の移ろいに心を寄せ、月を眺めながら物思いにふける人々の姿は、千年の時を経た今も変わりません。
この歌が長く愛され続けているのは、人の心に訪れる秋の情感を見事に映し出しているからかもしれません。

長岡京 小倉山荘では創業以来、『小倉百人一首』の贈答歌を題材とした四季折々の菓子づくりを通して、皆様の絆結びのお手伝いに努めております。
この秋も、季節のご挨拶や祝福の贈り物にふさわしい、多彩な品々をご用意いたしました。

大切な方やお世話になった方へ感謝を届ける真心の使者として、弊庵の銘菓をお選びいただけますと幸いです。

長岡京 小倉山荘

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