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人の喜びを我が喜びとする
  一期一会の心あふれる贈り物

受け継がれる 真心を贈る

季節はめぐり、町には花々の彩りが溢れ始め、春の訪れを感じられるようになってきました。
そんな春の代表的な歳時に「雛祭り」があります。
起源は中国の五節句の中の一つ、「上巳(じょうし)の節句」。
上巳の節句は、もともと春を寿ぎ災厄を祓う行事でした。
これが平安時代に日本に伝わり、草や藁などの人形(ひとがた)に穢(けが)れを移して水に流す「流しびな」「ひいな遊び」と結びつき、今の雛祭りの原型になったといわれています。
形式は変われど、そこに込められている想いは今日まで変わることはありません。
「健やかに成長し、豊かな人生を歩めますように」そんな温かな願いが込められています。
時代を経ても、親が子を思う気持ちは不変であり、私自身もそう願わずにはいられません。
まさに親心から生まれた行事であり、家族の絆づくりを象徴する文化のひとつといえます。

また、日本には絆を深める贈答の文化というものが脈々と息づいています。
家族や身内に対してはもちろん、大切な方やお世話になった方への想いを託し、真心を込めて贈り合う。
日本古来のこの美しい文化を、受け継がれる歳時と合わせて大切にしたいものです。

長岡京 小倉山荘では創業以来、『小倉百人一首』の贈答歌を題材とした菓子づくりを通して、皆様の絆結びのお手伝いに努めています。

どうぞ弊庵の品々を、真心を贈る、一期一会の使者としてお選びください。

長岡京 小倉山荘

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