自然にも人にも優しい、小倉山荘ファームでのお米づくり

お米へのこだわりから始まった、田んぼづくり

 「お客様に安心していただける、安全な原料を自らの手でつくりたい」。
そのような想いから、小倉山荘では、自社農園『小倉山荘ファーム』でおせんべいやおかきの原料となるお米づくりをしています。
緑豊かな農山村の風景を守るため、農薬や化学肥料に極力頼らない、大地や稲の力を引き出す自然農法。その取り組みによって築かれた、自然にも人にも優しい田んぼです。
それは、環境を守ることや地域の人々との絆結びにも繋がっています。

 小倉山荘ファームでは「生きものいっぱいの田んぼ」を目指し、冬の田んぼに水を張る「冬期湛水(とうきたんすい)」を実践。
それにより、田んぼに微生物やイトミミズなど多くの生き物が集い、豊かな環境となります。
その成果もあり、昨年の冬には特別天然記念物のコウノトリが小倉山荘ファームの田んぼに飛来し、約1カ月滞在しました。
これもコウノトリが安心して食べられるエサがたくさんあったからではないでしょうか。

 そんな自然の恵みあふれる自社農園で収穫したお米を使った米菓を皆様にご提供できることを喜びとし、小倉山荘は今後も安心安全な商品づくりと自然環境の育成に寄与してまいります。
小倉山荘ファームに生息する生きものたち

田んぼ日記 丹精込めて、美味しいお米を育てています。

試行錯誤を繰り返し、田んぼと向き合う日々

 五月、朝早くから苗の状態を熱心に確認する一人の男性。
 彼は、小倉山荘ファームの兵庫県・西丹波エリアをメインに担当している、濱田博之です。「安心・安全で美味しいお米を安定的につくりたい」と、日々農作業に勤しんでいます。夏には蛍が乱舞するほど水のきれいな川が流れ、山に囲まれた兵庫県多可(たか)町。そんな豊かな農村風景を子どもたちに残したいという小倉山荘の想いを形にするため、自然農法でのお米づくりに取り組んでいます。

 田んぼは一枚たりとも同じ条件ではなく、栽培は試行錯誤の連続。農作業の他にも鹿・猪などの対策といった苦労もありますが、「困難を乗り越え収穫できた時が一番嬉しい。自然の中で働き、暮らしていることが幸せ」と言います。

 田んぼづくりを通して、お客様に「自然や人との繋がりの大切さに共感いただき、その絆を広げていきたい」と語る濱田。稲の成長を見守るため、今日も田んぼの声に耳を傾けています。

田植え前の苗づくり

田植え前の苗づくりでは、温度調整に配慮しながら約1カ月間、毎日苗の状態を確認します。
苗をローラーで押さえる

苗をローラーで押さえることで、厳しい自然環境に負けない強い苗を育てます。
空き農地の有効活用

今年から空き農地の有効活用のために 山椒の栽培も開始しました。

夏の田んぼ 杉原川、野間川に流れるきれいな水と寒暖差がある西丹波でのお米づくり

5月中旬 代掻き

5月中旬 代掻き

周辺の川から自然の水を引いて、田んぼの土を掻き混ぜます。朝から一日中トラクターに乗ることも。
5月下旬 田植え

5月下旬 田植え

離れた場所にある田んぼを行き来し、約3週間かけて順番に苗を植えていきます。
6月 草刈り

6月 草刈り

畔に次から次へと生い茂る草をひたすら刈る作業に追われます。