ちょっと差がつく百人一首講座/京都のおかき・あられ・おせんべい・和菓子処小倉山荘

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■水無瀬絵図にポインタを移動するとモノトーンの「合わせ言葉」が浮かび上がります。
■クリックすると「合わせ言葉」がカラーの水無瀬絵図の上に現れます。







 百人一首は歌織物
 《秘められた水無瀬絵図》


◆不思議な歌織物

百人一首の百首の歌を、たて十種よこ十種の正方形のます目の中にある特殊な並べ方をすると、隣り合う歌どうしが上下左右ともに「合わせ言葉」によってぴったりと結びついてしまいます。定家は全知を駆使してこの条件に合う歌百首を集めたらしいのです。ほんとにすごい合わせ方、ジグソーパズルも真っ青なテクニックですね。定家は何のためにこんな事をしたんでしょう。

◆浮かび上がる水無瀬絵図
この百首の歌を並べた歌織物の右七列分は、右の画像のように自然の景色を読みこんだものと考えられます。その中の合わせ言葉や歌詞を絵に置き換えていくと、何とそこには新古今のふるさと水無瀬の里が浮かび上がります。水無瀬は京都の西南、長岡京の南に位置し都にほど近い景勝の地で後鳥羽上皇が水無瀬離宮を建てた地でもあります。浮かび上がる水無瀬絵図に定家の後鳥羽上皇に対する思いが感じられますね。

◆藤原定家の秘められた思い
承久の変が挫折し、後鳥羽院が隠岐に流されて水無瀬離宮は荒廃していきました。定家は引き立ててもらった恩人としての後鳥羽院に、密かに心をこめて百人一首を選定したのでしょう。歌織物と水無瀬絵図は、たぐいまれな和歌の才を生かした定家の秘められた思いを今日に存分に伝えているようですね。


《参考図書》 林直道著
「百人一首の秘密」:青木書店 
「百人一首の世界」:青木書店 
「芸術新潮」第三八巻三号:新潮社

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